熟年離婚
「毎日新聞」(平成19年2月6日、朝刊の第8面)
を読んでいると興味深い記事がございました。
それは、
「女性の4割は離婚の備え」
をしているとのこと。
かかる結果を報告したのは、三井ダイレクトのアンケート。
内容はといいますと、
損害保険会社の三井ダイレクトが昨年、
OL,主婦、ビジネスマンの合計500人を対象に
「我が家の「「もしもの備え」」
意識・行動調査」によるもので、
回答者として、20代~50代の374人から回答を得たとのことでした。
そのアンケートの中で、
「離婚した場合に備えて準備していることはなんですか?」
という問いがあり、
アンケートに答えた既婚女性の4割は
「へそくりでお金をためている」
「法律や年金分割制度の勉強をしている」
などと回答した女性が多かったようだ。
一方。既婚男性の約9割が、「準備していない」と回答し、
残りの1割は、「料理や掃除などの家事を覚えている」だった。
どうやら、女性の年齢が高くなるほど準備している割合が増え、
男性は逆の傾向にあるようである。
とあると記事は最後の方に書き綴っております。
この記事にあるように、
「熟年離婚」
ほとんどの男性は驚くでしょうが、
離婚を考えている女性であれば着々と話は進めていることに
耳を傾けてもいいかもしれない。
例えば、「夫婦修復カウンセリング」では、
まだ、年が比較的若い、30台前半~40台までが中心で
いわゆる定年間近の方はカウンセリングを受けられておられない。
という現状がある。
一度、気持ちが切れてしまえば、取り戻すのは大変だ。
何十年と奥さんが味わってきた苦痛を、
ご主人が凝縮して味わう。
ただ、ご主人、その時考えて欲しいことがあります。
「ご主人、あなたが感じている苦痛は、まだ、ここ1,2週間の
事ですが、奥様が感じてきた苦痛は、
何十年と続いていたという事実」
男性、特に熟年夫婦に感じて頂きたいと思います。
以上のような最悪な結末で
人生を終わらせないでください。